日中協三河支部料理講習会開催

5月28日に豊橋調理製菓専門学校において、私の所属する日本中国料理協会(日中協)三河支部
青年部主催の料理講習会を行いました。
講師は平成20年度中国派遣事業上海派遣生に選出された東京地区本部南東京支部事務局長
田中 秀典氏(蘭蘭酒家オーナーシェフ)をお呼びしました。
当日は田中氏が上海で2週間研修された料理を6品勉強しました。

田中氏の軽快なトークと技術の高さに参加者一同感動し、沢山の質問にも、しっかり答えて下さり
大変勉強になりました。

糟香蟹柳 (蟹肉の紹興酒風味煮込み)
蟹爪もやわらかく、老酒の香りがとても合ってました。

油面筋塞肉 (自家製生麩の肉詰め醤油煮込み)
今回の注目料理です。自家製生麩の作り方がとても繊細で私も色々と聞いてしまいました。
生麩は油で揚げているので香ばしく、煮込んでさらにやわらかく、味が染込みとても美味しいです。
この料理は今月と来月の宴席メニューにありますので是非お試しください。

淮揚干絲 (押し豆腐の細切りのスープ煮)
滋味な押し豆腐に干しエビ、豚肉などの具材の入ったスープの旨味を吸わせ、
とても美味しく、あっさりとした料理です。

干鍋馬橋豆腐 〈干し肉と燻豆腐の辛子煮)
干し肉と燻豆腐をピリカラ味で煮て、スモーキーな香りの料理です。
馬橋(マーチャオ)は上海の街の名前だそうです。
葱油開洋労麵 (揚げ葱と乾しエビの焼きそば)
揚げ葱と干しエビ、中国醤油の香ばしい焼きそばです。
画像が無くてすいません。
以上が講習会の料理です。このあと、田中氏と楽しく懇親会を行い、無事終了しました。